2016年2月21日日曜日

万葉集クイズ初級35回目・中級7回目と前回(初級34回目)の正解です。

今回の出題は初級5問と中級5問です。

 [万葉集クイズ問題<初級-35>]
問C35-1 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 万葉集の説明で正しい記述はどれか?

 ア.大伴家持は越中赴任中に詠んだ和歌の大半は,左遷され沈んだ気持ちを嘆いたものである
 イ.大伴旅人が大宰府長官中に詠んだ和歌に梅に関するものはない
 ウ.山上憶良は生涯独身であった
 エ.東歌に分類される和歌は50首以上ある

問C35-2 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 次の枕詞は何に掛かるか?

 やすみしし

 ア.旅枕  イ.わが大君  ウ.み墓立て  エ.神の蔵

問C35-3 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 次の短歌を詠んだとされる歌人は?

 相思はぬ人を思ふは大寺の餓鬼の後方に額つくごとし (巻四)

 ア.笠女郎  イ.紀女郎  ウ.久米女郎  エ.石川女郎

問C35-4 次の万葉集の短歌の[□□]に入るもっとも適切な言葉を選択肢の中から選べ。

 年のはにかくも見てしかみ吉野の[□□]河内のたぎつ白波 (巻六)

 ア.荒き  イ.狭き  ウ.早き  エ.清き

問C35-5 次の万葉集の短歌の下線部分の意味としてもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 はろはろに思ほゆるかもしかれども異しき心を我が思はなくに (巻一五)

 ア.きわどく  イ.たくさん  ウ.当然として  エ.はるかに


[万葉集クイズ問題<中級-7>]

 問B7-1 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
  万葉集の東歌で詠まれていない山はどれか?

 ア.安達太良山 イ.伊香保山 ウ.秩父山 エ.筑波山

 問B7-2 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
  次の短歌はどこで詠まれたものか?

 婦負川の早き瀬ごとに篝さし八十伴の男は鵜川立ちけり

 ア.伊勢  イ.越中  ウ.筑紫  エ.難波

 問B7-3 次の万葉集の短歌の[ ]に入るもっとも適切な言葉を選択肢の中から選べ。

 法師らが鬚の剃り杭馬繋いたくな引きそ[ ]は泣かむ (巻一六)

 ア.娘  イ.童  ウ.法師  エ.赤子

 問B7-4 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 次の短歌を詠んだとされる歌人は? なお,選択肢は,この短歌を詠んだ時点の呼び名とは限らない。

  家にあらば妹が手まかむ草枕旅に臥やせるこの旅人あはれ (巻三)

 ア.聖徳太子  イ.藤原鎌足  ウ.天智天皇  エ.推古天皇

 問76-5 次の万葉集の短歌の下線部分の意味としてもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

  我が背子が来むと語りし夜は過ぎぬしゑやさらさらしこり来めやも(巻一二)

 ア.ええ~い!  イ.なぜだ!  ウ.そうか!  エ.やった~!


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前回のクイズ<初級-34>の正解
 問C34-1⇒イ  問C34-2⇒ア  問C34-3⇒イ  問C34-4⇒エ  問C34-5⇒ア

前回のクイズ<初級-34>の簡単な解説
問C34-1:巻二の199番歌が一番長い長歌で,高市皇子への挽歌(人麻呂作)。
問C34-2:衣に掛かる枕詞。
問C34-3:人麻呂の器量の短歌。
問C34-4:ここは「かぎろひ(日の出前に東の空にさしそめる光)」が入る。
問C34-5:巌は旧仮名遣いで「いはほ」となる。

2016年2月15日月曜日

万葉集クイズ初級34回目と前回(初級33回目)の正解です。

今回の出題は初級5問です。

 [万葉集クイズ問題<初級-34>]

問C34-1 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 万葉集の説明で正しい記述はどれか?

 ア.大伴家持の妻は坂上郎女である
 イ.もっとも長い長歌を読んだのは柿本人麻呂である
 ウ.大伴池主は大伴家持の兄である
 エ.紀女郎と笠女郎は山部赤人と相聞歌を交わした

問C34-2 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 次の枕詞は何に掛かるか?

 しきたへの

 ア.衣  イ.馬  ウ.山  エ.海

問C34-3 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 次の短歌を詠んだとされる歌人は?

 淡路の野島が崎の浜風に妹が結びし紐吹き返す (巻三)

 ア.山部赤人   イ.柿本人麻呂  ウ.高橋虫麻呂  エ.大伴旅人

問C34-4 次の万葉集の短歌の[□□□□]に入るもっとも適切な言葉を選択肢の中から選べ。

 東の野に[□□□□]の立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ (巻一)

 ア.あさぎり  イ.うつろひ  ウ.あさもや  エ.かぎろひ

問C34-5 次の万葉集の短歌の下線部分の読み(旧仮名遣い)としてもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 春草は後はうつろふなす常盤にいませ貴き我が君(巻六)

 ア.いはほ  イ.いわお  ウ.いはを  エ.いわを

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前回のクイズ<初級-33>の正解
 問C33-1⇒ウ  問C33-2⇒ウ  問C33-3⇒ウ  問C33-4⇒エ  問C33-5⇒ア

前回のクイズ<初級-33>の簡単な解説
問C33-1:万葉集には山上憶良が詠んだ漢詩が巻5の和歌896番と897番の間にある。
問C33-2:波は海岸に近づく(寄る)ほど,泡立ち,白く感じるため。
問C33-3:山上憶良が秋の七草を詠んだ短歌の1首。
問C33-4:仏教の無常観から平城京の変化(寂れた場所や乱開発された場所)を嘆いている短歌。
問C33-5:「はしけやし」は「愛しけやし」と漢字で書く。

2016年2月9日火曜日

万葉集クイズ初級33回目と前回(初級32回目)の正解です。

今回の出題は初級5問です。

 [万葉集クイズ問題<初級-33>]

問C33-1 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 万葉集の説明で正しい記述はどれか?

 ア.額田王は男性である
 イ.万葉集は女性作の和歌の方が多い
 ウ.万葉集には漢詩もある
 エ.九州の大宰府で詠まれた和歌を大宰府歌壇という

問C33-2 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 次の枕詞は何に掛かるか?

 しらなみの

 ア.射る  イ.引く  ウ.寄る  エ.立つ

問C33-3 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 次の短歌を詠んだとされる歌人は?

 萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花 (巻八)

 ア.柿本人麻呂  イ.大伴家持  ウ.山上憶良  エ.山部赤人

問C33-4 次の万葉集の短歌の[ ]に入るもっとも適切な言葉を選択肢の中から選べ。

 世間を[ ]ものと今ぞ知る奈良の都のうつろふ見れば(巻六)

 ア.果かなき  イ.栄える  ウ.貧しき  エ.常なき

問C33-5 次の万葉集の短歌の下線部分の意味としてもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 はしけやし間近き里を雲居にや恋ひつつ居らむ月も経なくに (巻四)

 ア.ああ,愛おしい  イ.ああ,悲しい  ウ.ああ,切ない  エ.ああ,つらい

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前回のクイズ<初級-32>の正解
 問C32-1⇒エ  問C32-2⇒ア  問C32-3⇒イ  問C32-4⇒ア  問C32-5⇒イ

前回のクイズ<初級-32>の簡単な解説
問C32-1:真淵は古今集などの朝廷歌集は「手弱女ぶり」。万葉集は反対のイメージとした。
問C32-2:朝鮮の錦織技法で織られた帯は多くの人が知るブランド品だったと考えられる。
問C32-3:当時大仏建立に資材不足が深刻な時,陸奥で金産出の報に家持が喜びの気持ちを詠んだもの。
問C32-4:当時庭の池のほとりに馬酔木を植えて鑑賞することが流行っていたことがこの短歌でわかる。
問C32-5:現代の「潜(もぐ)る」は当時「潜(かづ)く」と発音。