2015年10月28日水曜日

万葉集クイズ初級21回目と前回(初級5問,中級5問)の正解です。

今回の出題は初級5問です。

 [万葉集クイズ問題<初級-21>]

問C21-1 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 万葉集の説明で誤っているのはどれか?

 ア.万葉集は日本の最古の歌集といわれている
 イ.万葉集には乞食(こじき)が詠んだ和歌もある
 ウ.万葉集採録の和歌でもっとも多く詠んだのは柿本人麻呂である
 エ.女性天皇が詠んだ万葉集の和歌は持統天皇が詠んだ和歌以外にも複数ある

問C21-2 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 次はどこで詠まれた短歌か?

 今造る久迩の都に秋の夜の長きにひとり寝るが苦しさ(巻八:大伴家持)

 ア.山城  イ.難波  ウ.明日香  エ.信楽

問C21-3 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 次の短歌を詠んだとされる歌人は?

 春過ぎて夏来るらし白栲の衣干したり天の香具山(巻一)

 ア.天智天皇   イ.天武天皇  ウ.持統天皇  エ.聖武天皇

問C21-4 次の万葉集の短歌の[  ]に入るもっとも適切な言葉を選択肢の中から選べ。

 験なきものを思はずは一杯の[  ]酒を飲むべくあるらし (巻三)

 ア. 澄みたる   イ. 得がたき   ウ. 濁れる   エ. 新たな

問C21-5 次の万葉集の短歌の下線部分の意味としてもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 いにしへの七の賢しき人たちも欲りせしものは酒にしあるらし(巻三)

 ア.ずる賢い  イ.お利口な  ウ.浅学な  エ.博学な

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前回のクイズ<初級-20>の正解
 問C20-1⇒エ  問C20-2⇒ア  問C20-3⇒イ  問C20-4⇒ア  問C20-5⇒ア

前回のクイズ<初級-20>の簡単な解説
問C20-1:防人歌は巻13,14,20に収録されているが,最終巻である巻20に最も多くが出てくる。
問C20-2:「楽浪(ささなみ)の」が何の枕詞で使われているかが分かれば簡単。
問C20-3:家持が詠んだ万葉集最後の短歌。超初級問題。
問C20-4:柿本人麻呂の有名な羈旅の短歌。場所は宇治。
問C20-5:高市黒人の有名な羈旅の短歌。場所は現在の名古屋南区あたりの海岸。

前回のクイズ<中級-4>の正解
 問B4-1⇒ア  問B4-2⇒イ  問B4-3⇒ア  問B4-4⇒エ  問B4-5⇒ウ

前回のクイズ<中級-4>の簡単な解説
問B4-1:巻10が539首で最多。巻11が500首で2番目に多い。この2巻だけで全体の23%を占める。
問B4-2:「敷島」は大和国の別称。
問B4-3:天平勝宝7(755)年11月28日に橘奈良麻呂邸での父橘諸兄晩年の短歌。
問B4-4:秋山の黄葉が織りなすグラデーションの美しさを詠んだ短歌。
問B4-5:「もちたむ」は「黄葉たむ」の略との意が有力。

2015年10月22日木曜日

万葉集クイズ初級20回目・中級4回目と前回の正解です。

今回の初級5問と中級5問の計10問です。

 [万葉集クイズ問題<初級-20>]

問C20-1 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 防人歌がもっとも多く出てくる巻は何巻か?

 ア.巻12  イ.巻13  ウ.巻14   エ.巻20

問C20-2 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 次の短歌はどんな場所を想定して詠まれたものか?

 古の人に我れあれや楽浪の古き都を見れば悲しき (巻一)

 ア.大津  イ.明日香  ウ.吉野  エ.難波

問C20-3 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 次の短歌を詠んだとされる歌人は?

 新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事 (巻二〇)

 ア.大伴旅人  イ.大伴家持  ウ.志貴皇子  エ.長屋王

問C20-4 次の万葉集の短歌の[□□□]に入るもっとも適切な言葉を選択肢の中から選べ。

 もののふの八十[□□□]の網代木にいさよふ波のゆくへ知らずも (巻三)

 ア.宇治川  イ.佐保川  ウ.多摩川  エ.瀬田川

問C20-5 次の万葉集の短歌の下線部分の読み(旧仮名遣い)としてもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 桜田へ鶴鳴き渡る年魚市潟潮干にけらし鶴鳴き渡る  (巻三)

 ア.あゆち  イ.とうち  ウ.いをち   エ.ひたち


 [万葉集クイズ問題<中級-4>]

 問B4-1 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
  もっとも掲載和歌数の多い巻は何巻か?

  ア.巻10  イ.巻11  ウ.巻12  エ.巻13

 問B4-2 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
  次の枕詞は何に掛かるか?

 しきしまの

  ア.明石  イ.大和  ウ.紀国  エ.伊勢

 問B4-3 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
  次の短歌を詠んだとされる歌人は? なお,選択肢は,この短歌を詠んだ時点の呼び名とは限らない。

  高山の巌に生ふる菅の根のねもころごろに降り置く白雪 (巻二○)

  ア.橘諸兄  イ.橘奈良麻呂  ウ.橘文成  エ.橘守部

 問B4-4 次の万葉集の和歌の[□□□]に入るもっとも適切な言葉を選択肢の中から選べ。

  春は萌え夏は緑に紅の[□□□]に見ゆる秋の山かも (巻一〇)

  ア.さやか  イ.すくな  ウ.つぶさ  エ.まだら

 問B4-5 次の万葉集の短歌の下線部分の意味としてもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

  時待ちて降れるしぐれの雨やみぬ明けむ朝か山のもみたむ (巻八 市原王)

  ア.浮かび上がるさま  イ.青々と見えるさま  ウ.黄葉しているさま   エ.太陽に映えるさま

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前回のクイズ<初級-19>の正解
 問C19-1⇒ア  問C19-2⇒エ  問C19-3⇒ウ  問C19-4⇒イ  問C19-5⇒エ

前回のクイズ<初級-19>の簡単な解説
問C19-1:防人は主に東国から陸路で難波に集められ,船で九州へ向かったとされている。
問C19-2:東歌は巻14に出てくる。
問C19-3:元正天皇はここを訪れ,その清らかさと名前の良さで元号を「養老」とした。
問C19-4:香具山と耳成山は大和三山だが,出雲大神が見に来たのは今の兵庫県印南郡。
問C19-5:海松は海藻の一種で「みる」と発音。「見る」と掛けた長歌。

2015年10月7日水曜日

万葉集クイズ初級19回目と前回(初級)の正解です。

今回の初級5問です。

 [万葉集クイズ問題<初級-19>]

問C19-1 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 次はどこで詠まれた短歌か?

今替る新防人が船出する海原の上に波なさきそね (巻二〇:大伴家持)

 ア.難波  イ.越中  ウ.筑紫  エ.土佐

問C19-2 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 次は万葉集のどの巻に出てくる短歌か?

多摩川にさらす手作りさらさらになにぞこの子のここだ愛しき

 ア.巻三  イ.巻六  ウ.巻九  エ.巻一四

問C19-3 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 次はどこ滝を連想して詠まれた短歌か?

 いにしへゆ人の言ひ来る老人の変若つといふ水ぞ名に負ふ瀧の瀬 (巻六)

 ア.華厳の滝  イ.那智の滝  ウ.養老の滝  エ.吉野の滝

問C19-4 次の万葉集の短歌の[□□]に入るもっとも適切な言葉を選択肢の中から選べ。

 香具山と耳成山と闘ひし時立ちて見に来し[□□]国原 (巻一)

 ア.難波    イ. 印南    ウ. 春日    エ. 大和

問C19-5 次の万葉集の長歌の下線部分の読み(旧仮名遣い)としてもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 神風の伊勢の海の 朝なぎに来寄る深海松 夕なぎに来寄る俣海松 深海松の深めし我れを 俣海松のまた行き帰り 妻と言はじとかも思ほせる君  (巻一三)

 ア.かに  イ.かひ  ウ.いそ   エ.みる


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前回のクイズ<初級-18>の正解
 問C18-1⇒イ  問C18-2⇒ア  問C18-3⇒エ  問C18-4⇒ウ  問C18-5⇒ア

前回のクイズ<初級-18>の簡単な解説
問C18-1:生死は大嬢仏教に解かれた人間の悩みを表す言葉。
問C18-2:大伴旅人大宰府長官の時の筑紫歌壇で小野老が詠んだ有名な短歌。
問C18-3:この短歌は柿本人麻呂が詠んだ高市皇子(天武天皇の長男。持統天皇を支えた一人)の挽歌。
問C18-4:夕方山で鳴くのは動物。
問C18-5:ここでの「やさし」は生きていくのが恥ずかしいという意味。

2015年9月27日日曜日

万葉集クイズ初級18回目と前回(初級)の正解です。

今回の初級5問です。

 [万葉集クイズ問題<初級-18>]

問C18-1 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 次の短歌はどのような思想に影響を受けたと考えられるか?

生き死にの二つの海を厭はしみ潮干の山を偲ひつるかも (巻一六)

 ア.儒教  イ.仏教  ウ.道教  エ.神道

問C18-2 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 次は万葉集のどの巻に出てくる短歌か?

あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり

 ア.巻三  イ.巻六  ウ.巻一五  エ.巻一八

問C18-3 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 次の短歌は誰が亡くなった時に詠まれたものか?

 埴安の池の堤の隠り沼のゆくへを知らに舎人は惑ふ(巻二)

 ア.草壁皇子  イ.弓削皇子  ウ.大津皇子  エ.高市皇子

問C18-4 次の万葉集の短歌の[□]に入るもっとも適切な言葉を選択肢の中から選べ。

 夕されば小倉の山に鳴く[□]は今夜は鳴かず寐ねにけらしも (巻八)

 ア. 虫   イ. 鳥   ウ. 鹿   エ. 人

問C18-5 次の万葉集の短歌の下線部分の意味としてもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 世間を憂しとやさしと思へども飛び立ちかねつ鳥にしあらねば(巻五)

 ア.恥ずかしい  イ.つらい  ウ.悲しい  エ.軟弱だ


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前回のクイズ<初級-17>の正解
 問C17-1⇒エ  問C17-2⇒ウ  問C17-3⇒イ  問C17-4⇒エ  問C17-5⇒ウ

前回のクイズ<初級-17>の簡単な解説
問C17-1:百人一首に出てくる蝉丸は平安時代前期の歌人といわれている。
問C17-2:山上憶良が家族愛を詠んだ有名な長歌。憶良作は巻五にもっとも多い。これもその一つ。
問C17-3:「楽浪の」は琵琶湖を指す。大津京の主である天智天皇の死を悼んだ石川夫人の挽歌。
問C17-4:春に飛ぶ鳥を詠んだ大伴家持の代表作。
問C17-5:山上憶良作とされる短歌。我が子がどんな宝よりも勝ることを詠んだもの。

2015年9月17日木曜日

万葉集クイズ初級17回目と前回(初級)の正解です。

今回の初級5問です。

 [万葉集クイズ問題<初級-17>]

問C17-1 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 万葉集で他の歌集から転載された和歌があるが転載元として無いものは?

 ア.柿本人麻呂歌集  イ.笠金村歌集  ウ.高橋虫麻呂歌集   エ.蝉丸歌集

問C17-2 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 次は万葉集のどの巻に出てくる長歌か?

瓜食めば子ども思ほゆ 栗食めばまして偲はゆ いづくより来りしものぞ まなかひにもとなかかりて 安寐し寝さぬ

 ア.巻三  イ.巻四  ウ.巻五  エ.巻六

問C17-3 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 次の短歌は誰が亡くなった時に詠まれたものか?

 楽浪の大山守は誰がためか山に標結ふ君もあらなくに(巻二)

 ア.天武天皇  イ.天智天皇  ウ.大津皇子  エ.長屋王

問C17-4 次の万葉集の短歌の[□□□]に入るもっとも適切な言葉を選択肢の中から選べ。

 うらうらに照れる春日に[□□□]上がり心悲しも独し思へば (巻一九)

 ア. からす    イ. けぶり    ウ. のろし    エ. ひばり

問C17-5 次の万葉集の短歌の下線部分の意味としてもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 銀も金も玉も何せむにまされる宝子にしかめやも(巻五)

 ア.劣るだろうか  イ.渡せるだろうか  ウ.上回るだろうか  エ.無視できるだろうか


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前回のクイズ<初級-16>の正解
 問C16-1⇒イ  問C16-2⇒ウ  問C16-3⇒ア  問C16-4⇒エ  問C16-5⇒エ

前回のクイズ<初級-16>の簡単な解説
問C16-1:巻二がヒント。巻二は挽歌だけの巻。
問C16-2:坂上郎女が夫の藤原麻呂に妻問を要求する有名な短歌。
問C16-3:明日香から大津へ行く途中,三輪山の前で詠んだとされる額田王の短歌。
問C16-4:大伴家持が自邸の庭における夕方の情景を詠んだとされる有名な短歌。
問C16-5:持統天皇が夏の訪れを感じて詠んだとされる有名な短歌。

2015年9月9日水曜日

万葉集クイズ初級16回目と前回(初級・中級)の正解です。

今回の初級5問です。

 [万葉集クイズ問題<初級-16>]

問C16-1 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 次の短歌は何に分類されるか?

秋山の黄葉を茂み惑ひぬる妹を求めむ山道知らずも (巻二)

 ア.相聞歌  イ.挽歌  ウ.雑歌  エ.東歌

問C16-2 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 次の短歌は誰から誰に贈ったものか?

来むと言ふも来ぬ時あるを来じと言ふを来むとは待たじ来じと言ふものを(巻四)

 ア.笠女郎から大伴家持へ  イ.狭野弟上娘子から中臣宅守へ  ウ.坂上郎女から藤原麻呂へ  エ.天智天皇から額田王へ

問C16-3 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 次の短歌を詠んだとされる歌人は? なお,選択肢は,この短歌を詠んだ時点の呼び名とは限らない。

 三輪山をしかも隠すか雲だにも心あらなも隠さふべしや (巻一)

 ア.額田王  イ.長屋王  ウ.葛城王  エ.白壁王

問C16-4 次の万葉集の短歌の[□□]に入るもっとも適切な言葉を選択肢の中から選べ。

 我が宿のい笹[□□]吹く風の音のかそけきこの夕かも (巻一九)

 ア.群山  イ.群雲  ウ.群笹   エ.群竹

問C16-5 次の万葉集の短歌の下線部分の意味としてもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 春過ぎて夏来るらし白栲の衣干したり天の香具山(巻一)

 ア.来たとしたら  イ.来たので  ウ.来るだろうから  エ.来たようだ 


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前回のクイズ<初級-15>の正解
 問C15-1⇒エ  問C15-2⇒イ  問C15-3⇒ウ  問C15-4⇒イ  問C15-5⇒イ

前回のクイズ<初級-15>の簡単な解説
問C15-1:漢字の意味からは想像しにくいが,長歌の後に続く短歌のこと。
問C15-2:藤原公任は平安時代中期(10世紀後半~11世紀前半)の公卿・歌人。
問C15-3:情熱の女流歌人笠女郎が大伴家持に贈った短歌の1首。
問C15-4:花が満開のように栄えている京という歌。「にほふ」は満開の意味。
問C15-5:「世間」は仏教用語。音読みだと「せけん」だが,ここは訓読み。

前回のクイズ<中級-3>の正解
 問B3-1⇒ウ  問B3-2⇒イ  問B3-3⇒ア  問B3-4⇒ウ  問B3-5⇒イ

前回のクイズ<中級-3>の簡単な解説
問B3-1:葛城王に聖武天皇が橘の姓を贈呈した際詠んだ短歌。以降,葛城王は橘諸兄と名乗る。
問B3-2:持統天皇が伊勢に行幸したとき,柿本人麻呂が詠んだ短歌。
問B3-3:漢字は「伏屋焚き」と書く。平家で囲炉裏の火を焚くと家が煤まみれになる意から。
問B3-4:巻貝の内臓が黒いことから「蜷の腸」は黒に掛かる枕詞。
問B3-5:相手(池田真枚)の鼻が赤いことを嘲笑った大神奥守の宴席歌。

2015年9月4日金曜日

万葉集クイズ初級15回目・中級3回目と前回の正解です。

今回の初級5問と中級5問の計10問です。

 [万葉集クイズ問題<初級-15>]

問C15-1 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 反歌の説明として正しい記述は?

 ア.問答歌での返し歌
 イ.相聞歌での返し歌
 ウ.挽歌の別名
 エ.長歌に添えられた短歌

問C15-2 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
 万葉集の和歌の作者として登場しない歌人は?

 ア.藤原鎌足  イ.藤原公任  ウ.藤原仲麻呂  エ.藤原房前

問C15-3 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 次の短歌を詠んだとされる歌人は?

 相思はぬ人を思ふは大寺の餓鬼の後方に額つくごとし (巻四)

 ア.紀郎女  イ.坂上郎女  ウ.笠郎女  エ.手持女王

問C15-4 次の万葉集の短歌の[□]に入るもっとも適切な言葉を選択肢の中から選べ。

 あをによし奈良の都は咲く花の[□]今盛りなり (巻三)

 ア.みたすがごとく  イ.にほふがごとく  ウ.おほふがごとく  エ.ひかるがごとく

問C15-5 次の万葉集の短歌の下線部分の読み(旧仮名遣い)としてもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。

 世間も常にしあらねばやどにある桜の花の散れるころかも (巻八)

 ア.せけん  イ.よのなか  ウ.よのま   エ.せのなか


 [万葉集クイズ問題<中級-3>]

 問B3-1 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
  次の短歌を詠んだとされる歌人は? なお,選択肢は,この短歌を詠んだ時点の呼び名とは限らない。

 橘は実さへ花さへその葉さへ枝に霜降れどいや常葉の木(巻六)

  ア.天武天皇  イ.文武天皇  ウ.聖武天皇  エ.武烈天皇

 問B3-2 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
  次の短歌はどんな場所を想定して詠まれたものか?

 嗚呼見の浦に舟乗りすらむをとめらが玉裳の裾に潮満つらむか (巻一)

  ア.明石  イ.伊勢  ウ.紀伊  エ.難波

 問B3-3 万葉集について,次の問いに対するもっとも適切なものをア.~エ.の選択肢の中から選べ。
  次の枕詞は何に掛かるか?

  ふせやたき

 ア.煤(すす)  イ.火(ひ)  ウ.炭(すみ)  エ.灰(はい)

 問B3-4 次の万葉集の和歌の[□]に入るもっとも適切な言葉を選択肢の中から選べ。

  鴨じもの浮寝をすれば蜷の[□]か黒き髪に露ぞ置きにける(巻一五)

  ア.墨  イ.殻  ウ.腸  エ.肝

 問B3-5 次の万葉集の和歌の[□]に入るもっとも適切な言葉を選択肢の中から選べ。

  仏造るま朱足らずは水溜まる池田の朝臣が[□]の上を掘れ(巻一六)

  ア.庭  イ.鼻  ウ.池  エ.足


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前回のクイズ<初級-14>の正解
 問C14-1⇒ア  問C14-2⇒イ  問C14-3⇒ア  問C14-4⇒ウ  問C14-5⇒ウ

前回のクイズ<初級-14>の簡単な解説
問C14-1:志貴皇子の秀歌といわれている短歌の1首。
問C14-2:狭野弟上娘子と中臣宅守の相聞歌の1首。
問C14-3:万葉集最後の短歌。「初」が繰り返されている。
問C14-4:大伴旅人の賛酒歌の1首。風刺歌でもある。
問C14-5:「ただ今参上」の「ただ」は「直」の漢字を当てる。